2016年02月 の記事一覧
春が近づいています

育苗センターは春先のこの時期、作業に大忙しです (カメラのレンズの汚れがそのまま写ってます…)
この苗は 昨年私が はまりにはまった そらまめ です

1週間は 18~20度で
その後 5度以上にならない低温におくそうです
低温にさらすのは、そらまめが生命の危機をさとって子孫を残そうと側枝を出す
→ その側枝があることで、収量アップにつながる (農業は奥が深い!)
ということで、育苗センターは生産者へ優良種苗を提供するため、管理の徹底と日々研究です

この日は ブロッコリー の播種作業が行われていました

中央の黒い小さな粒が種です
種は左上の白いものでコーティングされていて、割った状態



このあと2日間、21度・湿度104% の発芽室で発芽を促します

このほかハウス内で 白菜、キャベツ、レタス、ネギ がすくすくと育っています

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酪農家さんの牛舎を見学

前回は肉牛の市場でしたが、今度は酪農家さんの牛舎見学をさせてもらいました
三沢市の「三沢の食で子育て応援事業」のひとつ 畜産ツアーに参加しました
市内の20家族が参加
酪農部会の千葉さんの牛舎へお邪魔しました
昨年秋に北海道で開かれた全日本ホルスタイン共進会では2頭も上位に入賞していて、
全国でもトップクラスの乳牛を育てている酪農家さんです



子どもたちは搾乳を体験しました
意外とみんな上手で、ほめられましたよ

こちらは生後1週間の子牛です

こんな風に家族で触れ合う姿が見られました

はじめは怖がっていましたが、いつの間にか餌やりするほど慣れてます
そのほか、搾乳ロボットを見学したり子牛へミルクをあげたりと子どもたちは大満足です
私は人の手をまったく使わず搾乳できる搾乳ロボットにただただ驚いていました
大人でもなかなか体験できないことなので、
子どもたちにとっても貴重な経験となりました
動物ですので、苦手意識を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、
間近で触れ合うと、きっとこれからの世界観が変わります (おおげさでなく)
千葉さんご家族を含め、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました

子牛市場へ

子牛市場へ行ってまいりました
青森県家畜市場です
JAおいらせの肉牛部会は 黒毛和種の繁殖のみで
育てた子牛を県市場で販売します
繁殖農家さんは より良い子牛の生産を目指しています


購買者は県内だけでなく県外からも来ていました
場内の電光掲示板(一部)

営農部長が「平均価格を撮って」と
子牛市場では高値相場が続いています
繁殖農家さんとお話ができ、
「去年の今頃と比べて18万円くらい高い。毎月上がってるんだよ。」
だいたい去勢(平均価格)が50万、めすが35万くらいだったんだ」
それを聞いてからのセリは、
なんとなく異常な緊張感(私だけですが)を感じました
たくさんいただきました

わたくしごとですが、三沢市の「三沢の食で元気子育て応援事業」で三沢の特産品をいただきました
今回初めての事業で、地域の食材、新鮮で誇れる三沢の特産品を
小さなころから慣れ親しんでもらおうという 三沢市の企画です

JAおいらせの ながいも ごぼう にんにくも ボリュームたっぷり入っています
これは就学前のこども一人につき、次のコースから1つ選択できます
Aコース 特産品の詰め合わせを直接受け取る
Bコース 特産品の詰め合わせを宅配で受け取る
Cコース 市内のフレンチ・和・イタリアン(のうち1店)で料理人のお話を聞きながら
コース料理をいただく
Dコース 農業・水産・畜産(のうち1つ)の体験しながら学ぶコース
一人当たり約6000円相当のかなりリッチなプレゼントです

先日JAの加工センターを取材した時、レンジにんにくの生産工程を見させてもらった
ばかりだったので、その商品が入っていて とてもうれしいです
水産物のほうは、ホッキ貝・まこがれい・たこ(刺身)・サケ(切り身)
12月から3月までしか食べられない 三沢のホッキ貝

こんな大量のホッキをどうしようか困りましたが
隣に住むじいちゃん(およそ85才)を呼び、ホッキむきをレクチャーしてもらいました




じいちゃんの手にかかるとあっというまでした…
じいちゃん 「ほら、 け!(食べろ!)」
娘たち 「おいしい」と喜び

じいちゃんのたくましさと凄さを あらためて感じる機会になりました